こんにちは!
どんどん蒸し暑くなり、体育館は暑さとの戦いになってまいりました。
そして大群で現れて集団で落ちてくるハネアリをモップでかき集める季節ですね💛
コロナの感染状況が大変思わしくない長崎県ですが、感染対策を怠らず、出来るだけ不安の少ない練習が出来るようにチーム一同努力をしています✊
せっかくこういう公開出来るスペースがあるので、今日は熱中症対策のお話でも…。
コロナももちろん怖いですが、この季節はもしかすると熱中症の方がスポーツをされる方にとってはより、身近な恐怖なのかもしれません。
日本バレーボール協会から出されいる対策を参考に、少し編集しています。
「脱水」は疲労を助長します。その結果、競技力が十分に発揮できなくなるという悪いこと尽くしです。
だから水分補給は重要なのです!
発汗による体重の1%の減少は、体温を0.3℃上昇させ、体重の2~3%の水分喪失に至ると言われています。
その場合、水の補給だけでは発汗量をさらに増すことになると言われています。
汗とともに塩分が出てしまい、塩分の喪失を助長します。
そこから塩分の補給をしないでいると、希釈性の飲水停止が生じ、むしろ水を飲みたくなくなり、かつ余分な水分を尿として排泄し、あげく体液量を保持できなくなってしまいます。したがって、夏場の運動時には、"適当な水"を用意して、運動量に合わせて積極的な飲水を試みる必要があります。
①熱中症予防の理論
発汗による体重減少の70~80%の水分補給が必要です。
飲水の目標は、発汗による体重減少が体重の2%以内に押えるように補給しましょう。
運動中は発汗量の50~80%の量を補給する必要があり、体重の2~3%の発汗には塩分の補給が必要となります。
長時間になるときには糖分の補給も必要です。
②バレーボールを実施する時の考え方
バレーボールを実施する時の考え方として…
*激しいプレーでは1時間当たり2リットルの発汗を想定しましょう。
*1リットル以上の発汗に対しては水分のみならず塩分の補給も必要となります。
*激しいプレーでは1時間当たり500kcalのエネルギーを消費するので、糖分の補給も必要と考えましょう。
③塩分補給とクーリング効果を考慮した水分摂取が大切!
水分摂取では、塩分補給とクーリング効果を考慮し、飲みやすく、吸収のよい濃度・温度に調整することが大切です。
5~15℃に冷やした飲水(冷たい水)は、クーリング(冷却・体温を下げる)効果があると同時に吸収もよくなります。
塩分補給には0.1~0.2%の食塩水が基準です。(ナトリウムが100ml中40-80mg)
糖分補給には4~8%程度の糖水を標準と考えましょう。
市販のスポーツドリンクには、大体のところ塩分濃度0.1~0.2%、糖分5~6%が入っています。
④実際の水分摂取の方法
■運動前
開始前に250~500ml(=300ml)の飲水をしましょう。
■運動中
15分おき程度に200~250ml位の量を飲みましょう。
5~15℃に冷やした水やスポーツドリンクを使いましょう。
水分補給は後追いになってはならず、先手必勝が原則です。飲みたい量を飲みたいときに飲むという自由飲水(こまめに少量ずつ)が原則です。さらに言えば、飲みたいより「飲まなくては」の発想で、飲みたくなる前に飲むことが必要でしょう。
水とスポーツドリンクを交互に飲む、前半には水を飲み、後半をスポーツドリンクにするなど飲む等工夫してください。
■運動後
運動終了後の回復時にも水分を摂取することによって、上昇した体温を早く下げる効果があり、これだけでも疲労の回復が早くなります。
スポーツ活動中の熱中症予防8ヶ条
第1条 知って防ごう熱中症
第2条 暑いとき、無理な運動は事故のもと
第3条 急な暑さは要注意
第4条 失った水と塩分を取り戻そう
第5条 体重で知ろう健康と汗の量
第6条 スケスケルックでさわやかに
第7条 体調不良は事故のもと
第8条 あわてるな、されど急ごう応急処置
!!未然に防げたらもちろん一番よいですが、万が一起こってしまった場合の対処方法です!!
■熱失神・熱疲労の救急処置
上昇した体温を下げることや、水分・塩分の補給を行うことが救急処置になります。
脱力感、倦怠感、めまい、吐き気や、瞬間的な失神状態などの症状が現れた場合は、涼しい場所に連れて行き、被服をゆるめて楽な姿勢で休ませて、冷たい水かスポーツドリンクを飲ませると通常は回復します。5~15℃に冷やした0.2%の食塩水を用意しておくとよいでしょう。
■熱けいれんの救急処置
脚のけいれんだけなら濃い目の食塩水(~0.9%生理食塩水)を飲ませると治ってきます。辛いので低めの濃度が飲ませやすいでしょう。
■熱射病の救急処置
もうろうとした感じがみられたら要注意です。全身的にけいれんをおこし、意識障害に陥ったら、急いで救急要請する必要があります。病院へ行くまでの間、頭を低く足を高めにして寝かせ、水や濡れタオルをかけて扇いだり、首や手足の付け根に氷嚢をあてたりして、体を冷やします。マッサージも有効です。
体温は40℃になると細胞の活性が激減するので急速に体を冷やす必要があります。日陰の涼しい場所で、あお向けに寝かせて衣類をゆるめ、冷水をかけ、タオル等であおぎましょう。首、腋窩、鼠径部に氷嚢(ビニ-ル等何でもよい・たくさんの氷)をあて、アイシングをしながら救急車を待ちます。
■意識障害の救急処置
意識障害が強い時には、吐きそうなら顔を横に向けて吐物の誤嚥を防ぎますが、体ごと横向き(昏睡体位)をとるのも効果的です。その間はしっかりと気道確保をしましょう。
救急蘇生のABC
救急蘇生のABC、真っ先に救急要請するとともに、AEDを取り寄せること!
参照: https://www.jva.or.jp/play/protect_heat/heat03.html
楽しく元気に夏を乗り切りましょう!🏐
ドラゴンでは引き続きチームを盛り上げる仲間を募集しています🤗
まずは練習体験していただき、そこから入部はご検討頂いていますのでお気軽にお問合せくださいませ!
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引き続き新型コロナウィルスに対してはシビアに対応していきたいというのが我チームの方針ですので、その点はご参加される前にご検討ください。
我チームでは、新型コロナウィルス感染症対策ガイドラインを設けておりますので、こちらを必ず事前にご確認お願いいたします!
練習にご参加いただけるということは、ガイドラインをご確認頂き、参加資格があると判断させて頂きますことをご了承ください。
※練習参加時の検温をお忘れなく!
練習参加ご希望の場合、下記問い合わせ先より、ご参加可能な日時を事前にお知らせください。
火曜日: 清水中学校 19:00〜21:00
木曜日: 赤崎小学校 19:00〜21:00
ご理解、ご協力ありがとうございます🙇
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